70代の友達作り|3人に1人が「友人なし」から始める5つの場所と続け方

70代からでも、友達は作れます。内閣府の調査では60歳以上の31.3%が「家族以外に相談や世話をし合う親しい友人がいない」と回答する一方、グループ活動に参加した人の48.8%は「新しい友人を得ることができた」と答えています。この記事では、70代の友達作りに使える5つの場所を費用・体力・オンライン可否で比較し、初対面から「また会う」関係になるまでの進め方、詐欺から身を守る鉄則までを公的データとともに解説します。
70代で「友達がいない」のは自分だけじゃない——データが示す実態
日本の60歳以上で「親しい友人がいない」と答えた人は31.3%。アメリカ(14.2%)やドイツ(13.5%)の2倍以上の水準で、前回調査から5.4ポイント増えています。
「親しい友人がいない」
同じ回答の割合
(前回調査25.9%にもとづく試算)
同じテーマは、ひとつ下の年代を扱った60代の茶飲み友達の作り方!孤独を解消する7つの方法と成功のコツでも取り上げています。60代からの流れで読むと、70代の状況がより立体的に見えてきます。
70〜74歳の28.5%が「親しい友人がいない」【内閣府調査】
「いずれもいない」と答えた割合は日本で31.3%。70〜74歳に限っても28.5%に上ります。
内閣府「令和3年版高齢社会白書」(第9回高齢者の生活と意識に関する国際比較調査)では、60歳以上に「家族以外で相談し合ったり世話をし合ったりする親しい友人がいるか」を尋ねています。
「いずれもいない」と答えた割合は日本で31.3%で、前回(平成27年度)調査の25.9%から増加しました。70〜74歳に限っても28.5%に上ります。
| 国 | 「親しい友人がいない」割合(60歳以上) | 前回調査 |
|---|---|---|
| 日本 | 31.3% | 25.9% |
| アメリカ | 14.2% | 11.9% |
| ドイツ | 13.5% | 17.1% |
| スウェーデン | 9.9% | 8.9% |
(出典:内閣府「令和3年版高齢社会白書」2021年/年齢別の内訳は第9回高齢者の生活と意識に関する国際比較調査 集計表。日本の対象は60歳以上の男女1,367人)
人数に換算すると、どのくらいになるのでしょうか。ニッセイ基礎研究所の試算では、日本の60歳以上人口に当てはめると「友人ゼロ」は約1,087万人に上ります。
(出典:ニッセイ基礎研究所「4人に1人は友人ゼロ(日本の高齢者)」2016年8月。※平成27年度調査の25.9%を、平成26年の60歳以上人口4,198万人に掛けた試算)
70代で友人がいないという状態は、日本の高齢者に広く見られるものです。
友達が減りやすい3つの転機——死別・一人暮らし・退職
友達が減るのは人間性の問題ではなく、死別・一人暮らし・退職という「転機」が重なるためです。
70代で友人関係が細くなるのには、明確な「転機」があります。内閣府の「孤独・孤立の実態把握に関する全国調査」(令和6年)で、孤独感が比較的高い人に、現在の孤独感に影響を与えたと思う出来事を尋ねたところ、上位3つは次のとおりでした。
孤独感に影響を与えた出来事 上位3つ
✓ 2位:一人暮らし……18.8%
✓ 3位:転校・転職・離職・退職……14.7%
(出典:内閣府 孤独・孤立対策推進室「孤独・孤立の実態把握に関する全国調査 調査結果のポイント」2025年。※孤独感が「しばしばある・常にある」「時々ある」「たまにある」と回答した4,183人を母数とした割合)
退職は「会社という人脈の基盤」の消失、配偶者との死別は「日常会話の相手」の消失、子どもの独立や一人暮らしの開始は「家族としての役割」の変化を意味します。70代はこの3つが重なりやすい年代です。友達が減るのは、性格の問題ではなくライフイベントの構造によるものといえます。
ひとつ安心材料もあります。「孤立(客観的に交流が少ない状態)」と「孤独(寂しいという感情)」は別物です。
一人の時間を好む方が無理に社交的になる必要はありません。周囲の目ではなく、ご自身が「誰かと話したい」と感じるかどうか。それだけが判断基準になります。
70代に友達作りをおすすめする3つの理由【データで解説】
理由は3つあります。①健康維持、②生きがい、③そして「参加している人ほど友人がいる」という事実。
いずれも感覚論ではなく、研究や公的調査に裏付けられています。「まずは気軽に話せる相手から」という方は、話し相手が欲しい人へ!無料で今すぐ見つかる方法とおすすめアプリ【年齢別】もあわせてご覧ください。
理由①健康——「孤立×閉じこもり」で6年後の死亡率が2.2倍という研究
東京都健康長寿医療センター研究所の研究では、日常生活動作に問題のない健康な高齢者でも、「社会的孤立」と「閉じこもり傾向」が重なると6年後の死亡率が2.2倍になることが示されました。
ここでいう社会的孤立とは同居家族以外との交流が週1回未満の状態、閉じこもり傾向とは外出が1日1回未満の状態を指します。
(出典:東京都健康長寿医療センター研究所 2018年7月27日発表。※埼玉県和光市で2008〜2014年に実施。日常生活動作に問題のない高齢者を対象に6年間追跡)
見ていただきたいのは、交流の場をひとつ持つだけでこのリスクを避けられるという側面です。
理由②生きがい——社会活動に参加した人の84.6%が生きがいを実感【内閣府】
社会活動に参加した65歳以上の84.6%が、生きがいを「感じている」と答えています。
内閣府「令和7年版高齢社会白書」によると、直近1年間に何らかの社会活動に参加した65歳以上のうち、生きがいを「十分感じている」「多少感じている」と答えた人は84.6%に上ります。参加しなかった人を23.0ポイント上回る水準です。
(出典:内閣府「令和7年版高齢社会白書」2025年6月発表)
趣味やボランティアなど「家の外での活動」は、友達作りの手段であると同時に、それ自体が生きがいになる。公的データがそう示しています。
理由③参加している人ほど友人がいる——地域活動を心がける人は「友人がいない」が17.0%
3つの理由の中で、いちばんお伝えしたいのがこのデータです。
「親しい友人がいない」
の同じ回答
内閣府の第9回国際比較調査の集計では、「親しい友人がいない」割合は全体で31.3%ですが、健康のために「地域の活動に参加する」ことを心がけていると答えた218人では17.0%にとどまります。
(出典:内閣府「第9回高齢者の生活と意識に関する国際比較調査」質問間クロス集計。※同時点の回答どうしを掛け合わせた集計であり、地域活動によって友人が増えたという因果関係を示すものではありません)
内閣府「平成29年版高齢社会白書」でも、60歳以上の61.0%が何らかの自主的グループ活動に参加した経験があり、参加してよかったことの1位は「新しい友人を得ることができた」の48.8%でした。
次いで「生活に充実感ができた」46.0%、「健康や体力に自信がついた」44.4%と続きます。
(出典:内閣府「平成29年版高齢社会白書」2017年。※平成25年調査の数値)
友人関係の先にあるパートナー探しの実態については、シニアの恋愛事情!統計データで見る実態と60代以降の恋愛の特徴で統計をまとめています。
70代の友達作り|5つの場所【費用・体力・オンライン可否 比較表】
場所は大きく5つあります。内閣府のデータが示すとおり、参加した人の約半数が新しい友人を得ています。
「どこが一番良いか」ではなく、ご自身の費用・体力・ライフスタイルに合う1つを選ぶ。それが答えになります。
内閣府「平成29年版高齢社会白書」では、60歳以上の61.0%が何らかの自主的グループ活動に参加した経験があり、参加してよかったことの1位は「新しい友人を得ることができた」の48.8%でした。70代の友達作りは、費用・体力・オンライン可否の3つの条件から自分に合う場所を選ぶことが成功の近道です。
| 場所 | 費用目安 | 体力負担 | オンライン可否 | 安全度 | こんな人向き |
|---|---|---|---|---|---|
| 地域のサークル・飲み会イベント | 無料〜月数千円 | 低い〜普通 | 不可(対面中心) | 高い(公共の場が多い) | まず気軽に始めたい人 |
| 習い事・カルチャースクール | 月5,000〜10,000円 | 低い〜普通 | 一部可(オンライン講座あり) | 高い | 共通の趣味で話したい人 |
| ボランティア・シルバー人材センター | 無料(シルバー人材は配分金あり) | 普通 | 不可 | 高い(自治体関連) | 役割を持ちながら仲間を作りたい人 |
| スポーツ・ウォーキング・旅行ツアー | 無料〜1回数千円(旅行は別途) | 普通〜高い | 不可 | 高い | 体を動かすのが好きな人 |
| SNS・マッチングアプリ | 無料〜月数千円 | 低い(自宅で可能) | 可 | サービス選びで変わる | 外出が難しい人・近所に知られたくない人 |
それぞれの場所の費用相場やイベントの規模感は、シニアの出会い完全ガイド!人生の後半戦を共に過ごすパートナー探しでも実数つきで整理しています。
地域のサークル・飲み会イベント——気軽に始められる対面の場
いちばんハードルが低いのは、公民館やコミュニティセンターを拠点にした地域のサークルです。
参加費は無料〜月数千円程度。月1回から参加できるものがほとんどです。
始め方は簡単です。お住まいの市区町村の広報誌や公式サイトで「サークル」「生涯学習」と調べるか、公民館に直接電話して「見学できますか」と聞いてみる方法もあります。
多くのサークルは見学歓迎で、入会を急がせられることはありません。シニア向けの飲み会・食事会イベントを定期的に開いている地域も増えています。
習い事・カルチャースクール——共通の趣味が会話のきっかけに
習い事の利点は、共通の話題が最初から用意されていることです。
内閣府のデータでも、グループ活動の内容として「趣味」は21.4%を占めていました。「何を話せばいいか」に悩む必要がありません。
費用は月5,000〜10,000円が相場です。俳句、書道、料理、園芸、合唱など、70代の受講者が多い講座は数多くあります。
いきなり入会するのではなく、カルチャーセンターの体験レッスン(1回1,000〜3,000円程度)から試すのがお勧めです。最近はオンライン受講できる講座も増えており、通う負担を減らせます。
ボランティア・シルバー人材センター——無料で、あるいは働きながら
費用をかけずに始めたい方には、ボランティアが向いています。
お住まいの地域包括支援センター(各市町村に設置された高齢者の総合相談窓口)に相談すれば、近くで参加できる活動を無料で教えてもらえます。
「働きながら仲間を作りたい」という方には、シルバー人材センターという選択肢もあります。厚生労働省の資料によると、全国の市区町村に1,307団体が設置され、会員数は約67.4万人に上ります。
(出典:厚生労働省「シルバー人材センター事業の概要」令和6年度)
公園の清掃や草刈り、施設での補助業務などを通じて、同年代の仲間と定期的に顔を合わせられます。高額な報酬ではありませんが、「役割」と「仲間」を同時に得られるのが魅力です。
スポーツ・ウォーキング・旅行ツアー——体を動かしながら出会う
体を動かす活動なら、健康維持と友人作りを同時に叶えられます。
ADKマーケティング・ソリューションズの調査では、日頃行っている趣味・スポーツとして「1泊以上の国内旅行」を挙げた人が60代・70代で4割を超えました。
(出典:ADKマーケティング・ソリューションズ「ADK生活者総合調査2024」。※関東・関西の15〜79歳が対象)
ウォーキングサークルやグラウンド・ゴルフ、健康体操の教室は、費用が無料〜数百円のものも多く、体力に合わせて強度を選べるのが利点です。
旅行好きな方には、一人参加OKの日帰りバスツアーという選択肢もあります。隣の席の人と半日を共に過ごす構造自体が、会話のきっかけを自然に作ってくれます。
SNS・マッチングアプリ——家にいながら始められる
携帯電話を持つ70代の84%がスマートフォンを利用。オンライン交流は、もはや特別な選択肢ではありません。
NTTドコモ モバイル社会研究所の調査では、携帯電話を所有している70代のうち84%がスマートフォンを利用しています。
(出典:NTTドコモ モバイル社会研究所 2025年8月28日発表。※2025年1月に全国の60〜84歳を対象に訪問留置法で実施。母数は携帯電話所有者)
体力や移動の制約がある方、近所の目が気になる方にとって、家にいながら始められるのは大きな利点です。趣味のオンラインコミュニティやSNSのグループから始めるのも一案になります。
アプリごとの料金や会員構成は、70代向け無料マッチングアプリおすすめ7選!安心して始める方法【2026年】で比較しています。
マッチングアプリは恋愛目的のイメージがあるかもしれませんが、40歳以上限定の「ラス恋」のように、趣味仲間・友達探しの目的で利用できるサービスもあります。
月額数千円の費用はかかりますが、年齢層が合うサービスを選べば、同世代と安心してやり取りを始められます。安全面の詳細はこの後の「安全に友達を作るために」で、サービスの概要は後半の「ラス恋について」で解説します。
友達になるまでの進め方——初対面から「また会う」まで
場所が決まったら、次は進め方です。友人関係は「顔見知り→会話→連絡先交換→また会う約束」の4段階で育ちます。
いきなり親友を目指さず、段階をひとつずつ進む。それが70代の友達作りの近道になります。話題選びに迷う方は、マッチングアプリで何話す?シーン別話題30選と会話術【例文付き】が対面の会話にも応用できます。
いきなり「友達」を目指さず、顔見知りから始める
初回の目標は「あ、いつもの人だ」と思われること。それだけで十分です。
初回参加の日に「友達を作るぞ」と意気込む必要はありません。
同じ曜日・同じ時間に顔を出し続けること自体が、立派な第一歩になります。初回で話せなくても、失敗ではありません。
席をだいたい固定にすると、周囲があなたを覚えやすくなります。
初回は「聞き役」に徹する——話すことと、話さないこと
初対面でいちばん効くのは、話すことより「聞くこと」です。
相手の話に相槌を打ち、簡単な質問を返す。それだけで、あなたの印象は「話しやすい人」になります。
質問がある場合の返信率
返信率
この「質問の力」は、私たちの実測データでも裏付けられています。ラス恋が運営するアプリ内のメッセージを分析したところ、初回メッセージに質問が含まれている場合の返信率は94.29%、含まれていない場合は93.04%でした(出典:ラス恋調べ・2025年)。
対面でもオンラインでも、聞き役に回ることは友人作りの基本になります。分析の詳細はマッチングアプリ最初のメッセージ例文集!返信率が一気に上がる書き方・NG例にまとめています。
一方で、初回から踏み込みすぎないことも大切です。年金や資産、病気の詳細、家族間の問題といった話題は、関係が深まるまで避けるのが無難です。
趣味、最近行った場所、季節の話題。この3つで会話は十分に成り立ちます。
連絡先を交換するタイミング——70代の入口はLINE
連絡先交換のポイント
✓ 電話番号よりLINEが現実的
✓ 「来週の予定を送りたいので」と用途を添える
✓ 使っていない相手に無理にアプリを勧めない
連絡先の交換は、2〜3回会って「また話したい」と感じてからで構いません。急ぐ必要はないのです。
交換するなら、LINEが現実的な選択肢になります。総務省の調査では、70〜79歳のインターネット利用者のうち66.0%が「SNS(無料通話機能を含む)の利用」を目的に挙げています。同年代で最も多いのは「電子メールの送受信」の74.3%なので、相手によってはメールのほうが通じやすい場合もあります。
(出典:総務省「令和6年通信利用動向調査」2025年5月30日発表。※2024年8月末時点。母数はインターネット利用者)
「来週の予定を送りたいので、LINEを教えてもらえますか」と用途を添えて切り出すと、相手も安心します。LINEを使っていない方には、電話番号かメールアドレスで。無理にアプリを勧める必要はありません。
「また来週」を作る——会えない期間はオンラインでつながる
別れ際の「また来週」という一言が、いちばん強い関係の接着剤です。
友人関係が育つかどうかは、「次に会う約束」があるかで決まります。
会えない期間は、短いメッセージでつながりを保つ方法もあります。ここでも、私たちの実測データが参考になります。
| 条件 | 返信率 |
|---|---|
| 質問を含むメッセージ | 94.29%(質問なしは93.04%) |
| 文字数21〜80字 | 93.59%(最も返信率が高い) |
(出典:ラス恋調べ・2025年。運営アプリ内のメッセージを分析)
送る時間帯では、夜18〜24時の返信率が67.60%と最も高くなっています。ただしこちらは集計対象が異なるため、上の表の数値と水準を直接比較することはできません。
すぐ返信がない=嫌われた、ではありません。相手には相手の生活リズムがあります。70代同士の交流では、返信を急がせず待てることも、ひとつのマナーです。
同性の友達と異性の友達——70代の男女で違う「友達のいる形」
友人関係の実態は、男女で大きく異なります。とりわけ男性の孤立傾向はデータ上も明確で、自分の性別の傾向を知っておくと、始め方のヒントになります。
60代以上の男性の約半分が「友人がいない」——同性の友人がいる人も3割
「親しい友人がいない」
(男性)
(女性)
内閣府の国際比較調査の集計では、60歳以上の男性の40.4%が「親しい友人がいない」と回答しています。全体平均の31.3%を大きく上回る数字です。年齢別に見ると、70〜74歳の男性は37.2%、75〜79歳の男性は31.4%となっています。
「同性の友人がいる」割合に絞ると、男女差はさらに鮮明になります。
同性の友人がいる割合は、男性30.1%に対して女性55.3%。60歳以上の男性は、女性に比べて「同性の気の置けない友達」がいる人が半分強にとどまります。
(出典:内閣府「第9回高齢者の生活と意識に関する国際比較調査」集計表(令和2年度)。※男性651人・女性716人が母数)
背景にあるのは、男性の人脈が「会社」に集中していたという構造です。令和6年の全国調査でも、孤独感に影響した出来事の3位は「退職」(14.7%)でした。
仕事を離れた瞬間に人間関係の基盤ごと失いやすい。これが男性特有の弱みです。
男性が始めやすい入り口は、「目的が明確な場」。スポーツ、シルバー人材センターのような就労型、技術系の趣味の教室など、「友達を作りに行く」のではなく「用事があって集まる」場のほうが、自然に会話が生まれます。
複数の場を並行して使う考え方は、中高年の出会い完全ガイド|40代・50代・60代が今すぐ始められる方法でも解説しています。
異性の友達を作るときに気をつけたいこと
💡 異性の友達づきあいで守りたい3つ
ポイント①
最初はグループで会う
二人きりは関係が安定してからにすると、誤解を避けられます
ポイント②
金銭の貸し借りは一切しない
どんなに親しくなっても、この線だけは越えないことです
ポイント③
相手の意図のすれ違いに早めに気づく
相手が「友達」と考えているのか、それ以上を望んでいるのか。すれ違いに早めに気づく姿勢を持つことです
70代の異性との友人関係は、決して珍しいものではありません。ただし、いくつか配慮したい点があります。
ちなみに、ラス恋が2025年7月に実施した調査(n=1,133)では、理想のデートとして「日帰り旅行・ドライブ」が全体の42.2%で1位となり、60代男性では53.3%が支持しました。女性は全世代で「カフェでのおしゃべり」が上位に入っています。
(出典:ラス恋「夏のデート意識調査」2025年7月・40〜70代の男女1,133人)
初めて会う場所は、昼間の人目のある場所(カフェや公共施設)が男女ともに安心です。
安全に友達を作るために——詐欺・トラブルから身を守る3つの鉄則
オンライン・オフラインを問わず、新しい出会いにはリスクが伴います。
守るべき鉄則は3つ。「アプリ外に誘導されても応じない」「お金や投資の話が出た時点で連絡を止める」「年齢確認と監視体制のあるサービスを選ぶ」です。
警察庁の統計では、SNS型投資・ロマンス詐欺の認知件数は令和7年に15,168件・被害額1,834.3億円と増加傾向にあります。年代別の認知件数は50代が最多で、70代にも被害が及んでいます。安全に友達を作る鉄則は「アプリ外に誘導されても応じない」「お金や投資の話が出た時点で連絡を止める」「年齢確認と監視体制のあるサービスを選ぶ」の3つです。
警察庁データにもとづく年代別の被害傾向は、マッチングアプリの危険性5つ|40代以上が警戒すべきロマンス詐欺対策を警察庁データで解説で詳しく整理しています。
知っておくべき実態——SNS型ロマンス詐欺の被害状況
「SNS型ロマンス詐欺」とは、恋愛感情や親しみを利用して金銭をだまし取る詐欺のことです。
SNSやマッチングアプリで知り合った相手が加害者になります。警察庁の統計では、SNS型投資・ロマンス詐欺の認知件数は令和7年に15,168件と前年から48.2%増加し、被害額も1,834.3億円に上りました。
年代別の認知件数を見ると、投資詐欺・ロマンス詐欺とも50代が最も多く、次いで40代・60代が続きます。70代にも被害は及んでいます。
(出典:警察庁「令和7年における特殊詐欺及びSNS型投資・ロマンス詐欺の認知・検挙状況等について(確定値)」)
注意したいのは、加害者は「高齢者だから狙う」のではなく「資産を持つ世代を狙う」という点です。年代を問わず他人事ではありません。
だからこそ、知識による防衛が有効になります。
不審な相手の見分け方——アプリ外誘導・投資話・金銭要求
不審なアカウントの手口は「アプリ外誘導→投資話→金銭要求」の3段階に集約されます。
手口は次の3段階に整理できます。まず「アプリの外で話そう」とLINEやメールへ誘導し、親しくなった頃に投資・儲け話を持ちかけ、最後に「会えない理由」とともに金銭を要求する、という流れです。
危険サインのセルフチェックリスト
✓ 「簡単に儲かる」「絶対に損をしない」という話が出る
✓ 会おうとすると、その都度理由をつけて先延ばしにする
✓ 病気・事業の失敗・トラブルを理由にお金を求めてくる
✓ プロフィール写真が不自然に整いすぎている、本人確認を嫌がる
ひとつでも当てはまったら、連絡を止めてサービスの運営元に通報することをお勧めします。
写真やプロフィールから見抜く具体策は、マッチングアプリに潜むサクラの見分け方と危険性!多様化する最新の手口を解説で解説しています。
会うのは人目のある場所から——安全なサービスの選び方
初めて会うときは、昼間の公共の場所を選ぶ。それだけでリスクは大きく下がります。
カフェ・公民館・駅前の施設などを選び、家族や知人に行き先を伝えておくと安心です。
オンラインのサービスを選ぶ際は、次の3点が確認の基準になります。
- 年齢確認(本人確認書類の提出)があるか
- 運営による監視体制(24時間対応など)があるか
- 利用ガイドラインと通報窓口が明確か
運営元の事例としてお伝えすると、「ラス恋」では40歳以上限定の年齢確認に加え、24時間365日の監視体制と、不審ユーザーへの通報・対応窓口を設けています。
もっとも、どんなサービスでも運営の監視だけでリスクをゼロにできるわけではありません。アプリ外誘導に応じない、金銭の話が出たら連絡を止める、監視体制のあるサービスを選ぶ。この鉄則3つは、どのサービスを使う場合にも共通の防衛策として押さえておきたいところです。
70代のあなたは、どこから始めるか——3つの入り口
ここまでの内容を、「あなたの状況」に落とし込みます。入り口は3つに分かれます。
外に出られる人/出にくい人/近所に知られたくない人
外に出られる人
地域のサークル・習い事・ボランティアから。比較表の上から4つが該当
外に出にくい人
オンライン講座やSNSの趣味グループから。慣れたら対面へ
近所に知られたくない人
隣の市区町村のサークルや、オンラインのコミュニティが向く
外に出られる人は、地域のサークル・習い事・ボランティアから始めるのが近道です。比較表の上から4つが該当します。
まず1箇所だけ、「今週中に見学の電話をする」ところから始める方法があります。
外に出にくい人は、オンラインが味方になります。携帯電話を持つ70代の84%がスマートフォンを使っている時代、体力や移動の制約はもう障壁ではありません。
オンライン講座やSNSの趣味グループから始め、慣れてきたら対面の場に広げる。そんな順序も自然です。
近所に知られたくない人もいるでしょう。「地域の目が気になる」「新しい出会いを家庭や近所に知られたくない」という方は、隣の市区町村のサークルや、オンラインのコミュニティが向いています。
活動の範囲は、あなた自身が決めて構いません。目的別のサービスの選び分けは、マッチングアプリの年齢層一覧18アプリ徹底比較【2026年最新】が参考になります。
40代以上限定の安心な出会い——ラス恋について
ラス恋は40歳以上限定のマッチングアプリ。恋愛だけでなく、趣味仲間・友人探しにも使われています。

最後に、運営元のサービスをご紹介します。私たちが運営する「ラス恋」は、40歳以上限定のマッチングアプリです。
NHK「あさイチ」やBSテレ東「NIKKEI NEWS NEXT」でも取り上げられ、恋愛だけでなく、趣味仲間・友人探しの場としても利用されています。
を実践中
「恋愛・パートナー探し」
私たちが2025年9月に実施した調査(n=1,926)では、40〜80代の97.5%が「人生を楽しむ終活」を実践していると回答し、その内容の最多は「恋愛・パートナー探し」の79.8%でした。70代では約74%が終活を「楽しむ」または「両方」と捉えています。
(出典:ラス恋「ミドルシニアの終活と恋愛・健康に関する意識調査」2025年9月・40〜80代のユーザー1,926名)
友達作りの延長に、もう少し深い出会いを考えている方も少なくありません。
もちろん、すべての方にアプリが合うわけではありません。スマホ操作に不安がある方、対面での交流を好む方は、地域の場から始めるほうが良いでしょう。
ご自身に合う入り口を、比較表から選んでいただければ幸いです。年代別の出会い方をもう少し広く見たい方は、60代の出会い方法おすすめ10選!マッチングアプリ・婚活パーティー ・サークルを比較もあわせてどうぞ。
70代の友達作り よくある質問(FAQ)
読者から寄せられやすい6つの疑問に、データとともにお答えします。
Q. 70代で友達がいないのはおかしいですか?
Q. 今から始めても遅くないですか?
Q. 一人暮らしだと友達作りは難しいですか?
Q. 田舎や地方でも出会いの場はありますか?
Q. 費用はどのくらいかかりますか?
Q. ネットの出会いは安全ですか?
まとめ——70代は「これから」の年代。最初の一歩は小さくていい
要点は3つです。
📝 まとめ:70代の友達作りは「場所選び」と「小さな一歩」で決まる
60歳以上の31.3%が「親しい友人がいない」一方、グループ活動に参加した人の48.8%は新しい友人を得ています。費用・体力・オンライン可否から自分に合う場所を1つ選び、顔見知りから段階を踏むことが近道です。
今日から使えるチェックリスト
✓ 場所は5つ。サークル/習い事/ボランティア・シルバー人材/スポーツ・旅行/オンライン
✓ 行動した約半数が友達を得ている(48.8%)
✓ 進め方は「顔見知り→会話→連絡先→また来週」の4段階
✓ 安全の鉄則3つ(アプリ外誘導・金銭の話・サービスの監視体制)を押さえる
今週、ひとつだけで構いません。近くの公民館に電話する。地域包括支援センターの場所を調べる。スマホでサークル名を検索する。その小さな一歩が、5年後のあなたの「毎朝話せる誰か」につながっています。
そして、最後に希望のデータをひとつ。ADKマーケティング・ソリューションズの調査では、70代の幸福実感度が調査対象の全年代の中で最も高いという結果が出ています。10点満点で70代平均6.86点。60代(6.51点)や40代(6.11点)を上回りました。
(出典:ADKマーケティング・ソリューションズ「ADK生活者総合調査2024」。※関東・関西の15〜79歳が対象。80歳以上は含まれません)
70代は「終わりに向かう」年代ではなく、人生で最も幸せを実感できる「これから」の年代なのです。

「人生の後半戦こそ、最高のパートナーと。」をモットーに活動する婚活アドバイザーです。大手結婚相談所で10年間、主に40代〜60代の会員様を担当し、数多くの成婚を見届けてきました。若者の婚活とは違い、ミドルシニアのパートナー探しには、介護、資産、そしてこれまでの人生経験という「重み」が伴います。私自身も50代。同世代だからこそ分かる悩みや焦りに寄り添いながら、傷つかないための大人の距離感や、最後の恋を愛に育てるための具体的なアドバイスをお届けします。
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