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カテゴリー:ラス恋入門
ラス恋 運営事務局
執筆者ラス恋 運営事務局
2026年8月31日

シニア婚活は何歳から?60代・70代の現実と始め方をデータで解説

シニア婚活は何歳から?60代・70代の現実と始め方をデータで解説

シニア婚活に遅すぎるということはありません。50歳時未婚割合は男性28.25%、女性17.81%(2020年国勢調査)で、同世代の独身者は珍しくありません。しかも60代以降は「結婚という形にこだわらず、自立しながら支え合える相手」を望む人が最多に入れ替わります。本記事では手段5つの費用比較から子どもへの伝え方まで、データをもとに解説します。

シニア婚活とは?何歳から始められる?基本と社会的背景

「シニア婚活に遅すぎるということはありません。2020年国勢調査に基づく50歳時未婚割合は男性28.25%、女性17.81%(国立社会保障・人口問題研究所)で、同世代の独身者は決して珍しくありません。」

シニア婚活は一般に50代以上の婚活を指しますが、何歳から始めても構いません。実際、シニア世代の79.8%が「恋愛・パートナー探し」を"人生を楽しむ終活"の第1位に選んでいます(ラス恋・ラス婚研究所「ミドルシニアの終活と恋愛・健康に関する意識調査」、2025年9月実施、n=1,926)。

まずは定義と年齢の線引き、若い世代との違い、「恥ずかしくない」というデータ上の根拠の3点から見ていきます。

97.5%
中高年が「人生を楽しむ終活」
を実践中
79.8%
「恋愛・パートナー探し」
が実践内容1位

シニア婚活とは何歳から?一般的な線引きと本記事の対象

「シニア婚活」に法律上の定義はなく、始める年齢に決まりもありません。

婚活業界ではおおむね50代以上を指すケースが主流です。年代をまたいだ手段の全体像は中高年の出会い完全ガイド|40代・50代・60代が今すぐ始められる方法でも整理しています。

20〜30代
一般的な婚活
40代
アラフォー婚活
50代〜70代
シニア婚活
(本記事の対象)
80代以降
高齢者の
パートナー探し

本記事では50代から70代を対象に、手段の選び方と費用まで具体的に扱います。後述するとおり、目指す関係の形が40代・50代と60代以降で入れ替わるため、年代を分けて読める構成にしています。

シニア婚活と若い世代の婚活の3つの違い(目的・スピード感・求める条件)

シニア婚活は「遅い婚活」ではなく「目的が違う婚活」。違いは目的・スピード感・求める条件の3つです。

比較軸20〜30代の婚活50代〜70代の婚活
目的結婚・出産・家庭形成が前提再婚・事実婚・別居婚など形は多様
スピード感交際から成婚までの期間を意識しがちじっくり人柄を見極める傾向
求める条件年収・年齢・外見などの条件が先行しやすい価値観・生活リズム・相性が重視される

※上表は運営者の経験に基づく編集部見解です。ラス恋の調査でも、理想の恋に求めるものの1位は「手をつないで歩くだけで嬉しい、ときめきをもう一度感じられる恋」(21.7%)でした(ラス恋・ラス婚研究所「40〜70代ユーザーを対象とした『夏のデート』に関する意識調査」、2025年7月実施、n=1,133)。条件より気持ちのつながり。それがこの世代の本音です。

「恥ずかしい」「遅い」と思う必要がないデータ上の根拠

男性は約3.5人に1人、女性は約5.6人に1人が50歳時点で未婚。同世代の独身者は多数います。

50歳時未婚割合(50歳までに一度も結婚したことがない人の割合。生涯未婚率とも呼ばれます)は男性28.25%、女性17.81%で、2015年(男性24.77%、女性14.89%)からも上昇しています(出典:国立社会保障・人口問題研究所「人口統計資料集(2025年版)」表6-23。原データは2020年・2015年の国勢調査)。

恋をすること自体も、シニアの間で肯定的に受け止められています。統計で見た世代の実像はシニアの恋愛事情!統計データで見る実態と60代以降の恋愛の特徴でも詳しく扱っています。

73.7%
70代以上が終活のイメージに「楽しむ」または「両方」を選択

中高年の97.5%が「人生を楽しむ終活」を実践中で、その第1位は「恋愛・パートナー探し」(79.8%)。2位の「健康習慣」(58.3%)を大きく上回りました。70代以上では73.7%が、終活のイメージとして「人生を楽しむ」(22.8%)または「備えると楽しむの両方」(50.9%)を選んでいます(出典:ラス恋・ラス婚研究所「ミドルシニアの終活と恋愛・健康に関する意識調査」、2025年9月実施、n=1,926)。

なぜ今シニア婚活が増えているのか【データで見る実態】

背景には3つの要因があります。「一人暮らしの高齢者が増え続けているという社会構造」「60代でも9割近くが働き続けている新しいシニア像」「そして、目指す関係の形そのものが変わってきたこと」です。

29.3%
高齢化率
(令和6年10月1日現在)
49.5%
65歳以上の人がいる世帯の割合
(令和5年現在)
88.7%
ラス恋60代会員の
現役就業率

一人暮らしのシニアは2050年に1,084万世帯へ|「一人で老いる」が前提の時代

65歳以上の一人暮らしは2050年に約1,084万人へ。「一人で老いる」ことが特別ではなくなりました。

総人口1億2,380万人に対し、65歳以上人口は3,624万人で、高齢化率は29.3%です(令和6年10月1日現在。出典:内閣府「令和7年版 高齢社会白書(全体版)」第1章第1節)。65歳以上の人がいる世帯は2,695万1千世帯で、全世帯5,445万2千世帯の49.5%に達しています(令和5年現在。出典:同白書 第1章第3節)。

一人暮らしの高齢者は今後さらに増えます。65歳以上の一人暮らしの割合は令和2年で男性15.0%・女性22.1%ですが、令和32年(2050年)には男性26.1%・女性29.3%になる見込みです(同白書 第1章第3節)。人数でみると2050年には男女計で約1,084万人に達する推計値が示されています。一人暮らしなので、人数と世帯数は一致します(出典:同白書 図1-1-9)。

世代全体の動きはシニアの出会い完全ガイド!人生の後半戦を共に過ごすパートナー探しでも解説しています。

「一人で老いる」ことが特別ではなくなった時代。だからこそ、暮らしを支え合うパートナーを自ら探す行動が広がっています。

60代の88.7%が現役就業|新しいシニア像

今のシニアは「隠居」ではありません。60代でも9割近くが働き続けています。

40歳以上限定のマッチングアプリを運営する私たちの実態調査では、会員の93.4%が現役就業中で、60代でも88.7%に達しました(出典:ラス恋・ラス婚研究所「恋と仕事調査」、2025年11月実施、n=1,280)。

働き続けたい理由の1位は「生活を豊かに保ちたい」(57.8%)でした。生きがいや経済的余裕を求める現役シニアにとって、恋は「仕事に好影響がある」(91.6%)という前向きな活力になっています。

60代・70代で実際に結婚している人はどれくらいいるか

ひと月あたり819組。1日に約27組が、夫60歳以上で結婚を届け出ています。

厚生労働省の人口動態統計から、夫の年齢が60歳以上の婚姻件数を拾うと、ひと月で819組が届け出られています。1日あたりに直すと約27組です。

夫の年齢婚姻件数(1ヶ月)うち夫が再婚
60〜64歳367組309組
65〜69歳207組178組
70〜74歳115組101組
75〜79歳76組71組
80歳以上54組50組

※出典:厚生労働省「人口動態統計月報(概数)」令和5年6月分 保管第9表(夫-妻の結婚生活に入ったときの年齢・夫妻の初婚-再婚の組合せ別)。1ヶ月分の集計値です。

目を引くのは再婚の比率です。60〜64歳では367組のうち309組、70代以上ではほぼすべてが夫の再婚にあたります。この年代の結婚は、離婚や死別を経た再スタートが主流だということが数字に表れています。

参考までに、令和6年(2024年)の離婚件数は18万5,895組、離婚率は1.55(人口千対)でした。こちらは全年代の概数です(出典:厚生労働省「令和6年(2024) 人口動態統計月報年計(概数)の概況」)。

実は60代以降は「結婚にこだわらない」が最多|目指す形は入籍だけじゃない

40代・50代は「いつかの婚姻届」が最多。ところが60代を境に「結婚という形にこだわらない」が最多に入れ替わります。

ラス恋・ラス婚研究所が40〜80代のユーザー1,365名に「出会いの場に最も期待していること」を聞いた調査では、年代で最多回答がはっきり分かれました。

年代最多回答割合
40代いつか必要な時が来たら、婚姻届けを出すくらい信頼できる相手39.7%
50代同上37.5%
60代結婚という形にこだわらず、お互いに自立しながら人生を支え合える相手42.9%
70代以上同上52.9%

※出典:ラス恋・ラス婚研究所「ミドルシニアの幸福度に関する実態調査」、2026年5月実施、40〜80代のユーザー1,365名

「今すぐにでも結婚・再婚したい」と答えた人は8.3%で、5つの選択肢の中で最も少数でした。理想の暮らし方でも「パートナーはほしいが、必ずしも同居でなくてよい(近居・通い婚など)」が48.4%で、「結婚して一緒に暮らしたい」の34.4%を14ポイント上回っています。

別の調査(1,671名・中央大学 山田昌弘教授 監修)でも、婚姻届を出さない関係を望む人が62.5%、同居しない関係を望む人が54.8%にのぼりました。内訳は「必要な時が来たら婚姻届も視野に入れる別居パートナー」31.4%、「婚姻届あり・同居」29.9%、「婚姻届なし・同居(事実婚)」15.7%、「婚姻届も同居もしないゆるやかな恋人関係」15.4%です。

※出典:ラス恋・ラス婚研究所「ラス婚における消費に関する意識調査」(中央大学 山田昌弘教授 監修)、2025年8月実施、n=1,671

シニア向けの結婚相談所の側でも、茜会が公式に「ご入籍や事実婚。結婚のカタチは様々です」として成婚料を設けない方針を掲げています。入籍を最終目標に置かない婚活が、すでに選択肢として成立しているということです。この前提を持っておくと、次章で手段を選ぶときの基準が変わります。

⚠ 事実婚・別居婚では相続権や遺族年金の扱いが法律婚と異なります。本記事は一般的な情報提供を目的としており、個別の法的・税務判断は弁護士・税理士などの専門家にご相談ください。

別居という形の実像は別居婚は意味ない?後悔する人の特徴と失敗しない判断基準を徹底解説、籍を入れない前提のパートナー探しは40代で「結婚はしたくないけどパートナーは欲しい」は普通?理解してくれる人との出会い方で判断材料を確認できます。

シニアの婚活手段を徹底比較|5つの方法の費用・特徴・向いている人

「シニアの婚活手段は、結婚相談所・婚活パーティー・婚活バスツアー・自治体の婚活支援・マッチングアプリの5つに分けられます。1年続けたときの費用で並べると、シニア向け結婚相談所は70,400円〜178,200円、マッチングアプリは27,800円。同じ金額で続けられる期間が最大6倍以上変わります。」

5つの手段にはそれぞれ強みと弱みがあります。一覧表で全体像をつかんだうえで、自分に合う1つを選ぶ形になります。

手段ごとの雰囲気や当日の流れまで知りたい方は、【2026年最新】中高年の出会い方完全ガイド!どうやったらパートナーが見つかる?も参考になります。

【比較表】5つの婚活手段の費用・実績・向いている人

1年続けたときの費用で並べると、手段ごとの差は最大6倍以上になります。

手段1年続けた場合の費用払い方出会える相手向いている人
結婚相談所
(シニア向け)
70,400円〜178,200円入会金+月会費
+お見合い1回5,500円
カウンセラーの紹介で厳選費用をかけてでも伴走してほしい人
婚活パーティー参加した回数分1回ごとの都度払い1回で数人〜数十人まず直接会って話したい人
婚活バスツアー参加した回数分1回ごとの都度払い1回で10〜30名程度移動時間も含めて長く話したい人
自治体の婚活支援無料〜低額登録料+イベント参加費イベント単位で少数費用をかけずに雰囲気を知りたい人
マッチングアプリ27,800円
(女性は無料)
月額制
(12ヶ月プランなら月2,317円)
同年代会員から自分で探す手続きの重さで足が止まっている人

※結婚相談所の下限は茜会の60歳以上女性限定プランW(初期費用44,000円+月会費2,200円。2年目以降は月1,100円)、上限はオーネット スーペリア(入会金33,000円+月会費12,100円)で算出。いずれも成婚料は0円で、お見合いは1回5,500円が別途かかります(2026年8月時点・すべて税込)。マッチングアプリはラス恋の12ヶ月プラン27,800円(女性は無料)。パーティーとバスツアーは事業者・企画ごとに参加費が変わるため、参加した回数分としています。

相談所でいちばん費用のかかるプランを1年続けると178,200円。同じ金額で、アプリなら6年分の月額をまかなえます。「プロに任せて短期集中したい」なら相談所、「まず動き出したい」ならアプリという分かれ方になります。

結婚相談所|サポート重視の人に

結婚相談所の最大の強みは、専任カウンセラーの伴走です。

IBJが運営する結婚相談所ネットワーク全体では、2025年8月に登録会員数が10万名を突破しました(出典:株式会社IBJ ニュースリリース、2025年9月)。同ネットワークの実績では、2025年5月単月のお見合い成立数が82,598件、2025年1〜5月累計の成婚数が7,486件で前年同期比124%でした(出典:株式会社IBJ ニュースリリース、2025年6月)。

※IBJの「成婚」は婚約を指します。

独身証明書の提出を必須とする相談所が多く、身元の確かさはトップクラスです。オーネット スーペリアは男性45歳以上で定職・定収入があること、女性45歳以上であることが入会条件で、独身証明書の提出が必須です。ただ、費用は5手段の中で最も高く、紹介のペースが自分の希望と合わないこともあります。

「プロに任せて短期集中で」という人に向いた手段です。

婚活パーティー・バスツアー|まず直接会いたい人に

顔を合わせて話せる安心感が最大の魅力。60代が現在の相手と出会った方法の3位は「お見合い」です。

「現在結婚している、または恋人がいる」人を対象とした調査では、60代(n=5,271)が現在の相手と出会った方法の3位が「お見合い」でした(出典:MMD研究所「2025年マッチングサービス・アプリの利用実態調査」、2025年、全体n=21,626)。年代別の手段の使い分けは60代の出会い方法おすすめ10選!マッチングアプリ・婚活パーティー ・サークルを比較が詳しいです。

シニア限定・同年代限定のパーティーや、移動時間も楽しめる婚活バスツアーといった形式もあります。1回あたりの出会い数は限られますが、「文章のやりとりが苦手」「第一印象で判断されたくない」という人には有力な選択肢です。

自治体の婚活支援|費用をかけずに始めたい人に

参加費が無料から低額で、公共運営ならではの安心感があります。

都道府県や市区町村が主催する婚活イベント・出会い支援センターは、居住地や年齢を限定した企画も多く、雰囲気を知りたい人の入口になります。開催頻度と人数規模は自治体ごとに差がありますが、登録料は無料か低額に設定されているところが多く、費用面のハードルは5つの手段の中で最も低くなります。

マッチングアプリ|手続きの重さで足が止まる人に、いちばん軽い入口

初期費用を抑え、隙間時間に活動できるのが強み。まずは無料登録で雰囲気を確かめるところからで十分です。

結婚相談所は身元の確かさが強みですが、その裏返しとして独身証明書の取得や面談、初期費用の準備が必要になります。「やってみたい気持ちはあるが、そこまでの手続きを考えると止まってしまう」という場合、マッチングアプリは最も軽い入口になります。

2023年に結婚した人のうち、婚活サービスを利用していた人がそのサービスを通じて結婚した割合は47.4%でした(出典:リクルートブライダル総研「婚活実態調査2024」数値編、2024年9月/対象:全国の20〜49歳)。シニア層を対象とした調査ではありませんが、婚活サービスが結婚の経路として実際に機能していることを示す数字です。

アプリごとの年齢層や料金は【2026年最新】50代におすすめのマッチングアプリ10選!選び方・料金を徹底比較、70代の方向けの選択肢は70代向け無料マッチングアプリおすすめ7選!安心して始める方法【2026年】で比較できます。

弱みも正直にお伝えします。アプリ操作に慣れが必要な点、写真の印象に左右されやすい点は、シニア世代にはハードルになりえます。ただ、この2つは事前の準備で小さくできます。

つまずきやすい点対処法
①スマホ操作にハードルがある登録から初メッセージまでを1日1ステップで進める。家族に初期設定だけ手伝ってもらう方法もあります
②写真の印象に左右される明るい場所・正面・単独・直近1年以内の写真を使う。自己紹介文は趣味と価値観を具体的に書く
③詐欺のリスク本人確認と監視体制のあるサービスを選ぶ。危険サインは第5章にまとめています

月2,317円から始められる、40歳以上限定の「ラス恋」

独身証明書も面談も不要。同世代だけの環境なので、最初の1通も気負わずに送れます。女性は無料です。

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死別・離婚・未婚|あなたの状況で変わる婚活のしかた

婚歴によって、抱える不安も相手に求めるものも変わります。「死別」「離婚」「未婚」、それぞれの立場から最初の一歩の踏み出し方を見ていきます。

境遇の近い人がどう再出発したかは、60代のマッチングアプリ体験談9選!成功・失敗のリアルな声と出会いまでの全記録で具体的に読めます。

死別から始める婚活|今の暮らしを変えずに相手を探す人が55.6%

死別後の婚活は「誰かを忘れるため」ではなく「これからの暮らしを豊かにするため」の選択です。

亡くなった方との思い出を否定する必要はありません。新しい関係は「比較」ではなく「別の絆」として育てられます。

実際、死別を経験した人のうち55.6%が「パートナーはほしいが、必ずしも同居でなくてよい(近居・通い婚など)」を選んでいます。亡くなった方との暮らしを守りながら新しい関係を築く形が、最も多く選ばれている選択です(出典:ラス恋・ラス婚研究所「ミドルシニアの幸福度に関する実態調査」、2026年5月実施、n=1,365)。

活動の初期は「再婚」にこだわらず、食事や散歩をともにできる相手探しから始めると、心理的な負担がぐっと小さくなります。終活に関する調査で恋愛・パートナー探しが79.8%で第1位だったのは、「残りの人生を誰と過ごすか」を大切にする、この世代の気持ちの表れでしょう。

離婚から始める婚活|前の結婚を繰り返さないために

離婚経験者の強みは、「自分に合う・合わない」を体験で知っていることです。

活動前に、前の結婚でうまくいかなかった点(価値観・金銭感覚・生活リズムなど)を3つだけ書き出しておく。それだけで条件の軸がぶれにくくなります。

将来の住まいに不安を「よく感じる」と答えた割合は、離婚経験者が22.7%でした。未婚層の30.6%より低く、一度生活を組み立て直した経験が不安を和らげている面もあるようです(同調査)。

プロフィールに離婚歴を正直に記載する人は多く、同じ経験を持つ相手と理解し合えるケースも増えています。女性目線の具体策は50代バツイチ女性のための婚活ガイド!出会いの方法と避けるべき男性を解説にまとめています。

ずっと独身だった人の婚活|「一緒に暮らしたい」を望む人が最も多い層

婚歴のない層は、調査で「結婚して一緒に暮らしたい」が最多回答となった唯一の層です。

婚歴のない層では「信頼できるパートナーと、結婚して一緒に暮らしたい」が44.4%で最多でした。死別経験者(「同居でなくてよい」55.6%)や子と同居している人(同62.1%)が距離のある関係を選ぶ中で、婚歴のない層だけは同居を望む人が上回ります。

一方で、将来の住まいへの不安を「よく感じる」割合も30.6%で3者の中で最も高く、離婚経験者22.7%・死別経験者21.1%を8〜10ポイント上回りました(同調査)。「これから先も一人で住み続けること」への不安が、行動の後押しになっている層といえます。

「今さら一人暮らしを変えられるか」と感じる場面もあるでしょう。ただ、暮らしの形は2人で決めればよいものです。週末婚や別居婚という選択肢も含めて、相手と相談しながら進められます。

シニア婚活を成功させるポイント【男性編・女性編】

成功の鍵は一言でいえば「条件より人柄・相性」です。男性編・女性編の行動指針に加え、知識で防げる詐欺対策、うまくいかない人に共通するパターンまでお伝えします。

サービスごとの相性を確かめたい方はマッチングアプリ比較15選|料金・年齢層・目的別おすすめランキング【2026年最新】もあわせてどうぞ。

【男性編】条件より人柄|年齢が上がるほど年収より相性

シニア層では、経済条件より「一緒にいて楽か」が成婚を分けます。

株式会社IBJの「成婚白書2024」では、年収が高いほど成婚率が高い傾向がある一方、年齢が上がるにつれて年収による成婚率の上昇は頭打ちになることが示されています(出典:株式会社IBJ「成婚白書2024」、2025年4月、図2_11/PDF 21ページ)。

男性が直面しやすい現実と打ち手は60代男性がマッチングアプリで気付く現実|60歳からの恋愛攻略術で詳述しています。

53.3%
60代男性の理想デート1位
「日帰り旅行・ドライブ」
25〜35%
女性は40〜60代の各年代で
「カフェでおしゃべり」が上位

デート提案では男女のギャップが出やすいところです(出典:ラス恋・ラス婚研究所「40〜70代ユーザーを対象とした『夏のデート』に関する意識調査」、2025年7月実施、n=1,133)。初デートは昼間のカフェで1〜2時間が最も無難です。

【女性編】連絡先は会ってからでいい|女性の41.9%が「会ったあと」派

連絡先交換のタイミングには男女差があります。急ぐ必要はありません。

男性は「会う前に交換したい」派が64.9%。対する女性は「会ったあと」派が41.9%で最多でした(同調査)。女性が会ってから判断するのはごく普通です。

自分ルールにしておきたい3ステップ

アプリ内のメッセージで人柄を見極める
初回は昼の公共の場で会う
連絡先は会ってから交換する

アプリ内のメッセージで人柄を見極め、初回は昼の公共の場で会い、連絡先は会ってから。この順序を自分のルールにしておくと、断る際のストレスが減ります。相手がそのルールを尊重してくれるかどうかも、相性を測る良い物差しになります。

女性側の実情は【2026年版】50代女性のマッチングアプリの現実!97%がマッチングする唯一の方法でも取り上げています。

ロマンス詐欺だけは知識で防げる|手口の4段階と相談先

⚠ 「外部アプリへの誘導」と「投資・お金の話」が出たら、その時点で連絡を止めてください。

婚活で唯一絶対に避けたいリスクが、国民生活センターが警告する「ロマンス投資詐欺」です。同センターの報告書では被害の流れが①〜⑧の段階で示されていますが、シニア婚活で警戒すべき要点は次の4つに整理できます(※段階のまとめ方は本記事による整理です)。

段階手口注意点
①マッチング婚活・マッチングサービスで接触好意的なメッセージが急に増える
②外部チャットへ誘導LINE等の外部アプリに移行サービスの監視が届かなくなる
③投資の勧誘暗号資産・FX等の話を持ち出す「将来の2人のため」が口癖
④出金不能利益が出ているように見せて追加入金を要求出金時に手数料名目でさらに請求

国民生活センターは、被害に遭うと次のようになると警告しています。

「その資金を取り戻すことは極めて困難となります」

(出典:独立行政法人 国民生活センター「ロマンス投資詐欺が増加しています!」報告書、2022年3月)

1つでも当てはまれば連絡を止める危険サイン

マッチング直後に外部アプリ(LINEなど)へ誘導したがる
投資・副業・お金の話題を出す
何かと理由をつけて会おうとしない(遠方・海外在住を名乗る)
写真がモデルのように整いすぎている
「2人だけの秘密にしよう」と相談を止めようとする
送金や入金を急かす

相談先は次の2つです。

国民生活センターも、本人が恋愛感情や親切心を利用されていると認識していない場合もあり、周囲の見守りが被害の早期発見につながると注意を促しています(出典:国民生活センター「見守り新鮮情報」2020年度縮刷版)。家族に活動を話しておくことは、それ自体が安全対策になります。

安全なサービスの見分け方は、①本人確認(身分証提出)があるか、②監視体制が明記されているか、の2点です。ラス恋では40歳以上の年齢限定に加え、24時間365日の監視体制で不審なユーザーの監視・排除に取り組んでいます。写真や文面から見抜くコツはマッチングアプリに潜むサクラの見分け方と危険性!多様化する最新の手口を解説、警察庁統計を用いた解説はマッチングアプリの危険性5つ|40代以上が警戒すべきロマンス詐欺対策を警察庁データで解説にあります。

うまくいかない人に共通する3つのパターン|条件・待ち姿勢・プロフィール

⚠ つまずきやすいパターンと対策(編集部見解)

パターン①

条件の棚卸しができていない
年収・年齢・外見の全条件を譲らず、出会いの母数が極端に減る

パターン②

受け身で待ち続ける
自分からメッセージを送らない。相手からの反応を待つだけでは、活動そのものが動き出しません

パターン③

プロフィールを更新しない
写真が暗い・5年以上前のもの、自己紹介文が1行だけ

成婚までの平均期間について、シニア層を対象とした信頼できる統計は存在しないため、この記事では断定しません。実際には数ヶ月で交際に至る人もいれば、1年以上かかる人もいます。

費用も、相談所なら1年で7万円台から18万円弱、アプリなら年3万円弱と手段で大きく変わります。3ヶ月単位で「行動量→返信→デート」を振り返り、合わなければ手段を変える。それが長続きのコツです(編集部見解)。

子ども・家族への伝え方と、お金・相続の入口

子どもへの説明とお金の不安は、誰もが直面するテーマです。結論からいえば、51.2%が子どもに「話す/話したい」と回答しており、お金の不安も専門家相談の入口さえ知っていれば整理できます。

51.2%が「子どもに話す/話したい」|反対されたときの考え方

51.2%
子どもに「話す/話したい」
と回答
5.6%
話したくない理由が
「反対されそうだから」

ラス恋・ラス婚研究所の調査では、51.2%が「マッチングアプリ利用を子どもに話している/話したい」と回答しました。内訳は「話せる・話している」31.5%と「話したいがまだ話せずにいる」19.7%です。女性は43.6%が「話せる・話している」と答え、男性の23.5%を大きく上回りました(出典:ラス恋・ラス婚研究所「ラス婚における消費に関する意識調査」/中央大学 山田昌弘教授 監修、2025年8月実施、1,671名のうち「子どもがいる」1,020名を集計)。

注目したいのは「話したくない」層の理由です。最多は「自分自身の人生だから」の46.8%で、「反対されそうだから」はわずか5.6%にとどまりました。反対を恐れて言えないのではなく、自分の決断として進めている人が多いということです。

💡 反対されたときに助けになる3つの心構え

ポイント①

交際が安定してから伝える(タイミングは次の項目で扱います)

ポイント②

財産・相続の方針を先に整理して、説明できる状態にしておく

ポイント③

「幸せになりたい」という気持ちを、理屈ではなく思いとして伝える

伝えるタイミングは「相手が見つかってから」が45.3%

活動を始めた時点でいちいち報告する必要はありません。

「話せない/話したくない」と答えた人に「どんなきっかけがあれば話せるか」を聞いたところ、最多は「パートナーが見つかったら」の45.3%でした。次いで「子どもから聞かれたら」22.4%、「婚姻届を出すタイミングで」16.8%と続きます(同調査)。

つまり「いい人ができたら紹介するね」の一言で足りるということです。実際に寄せられた声でも、「昔からお互いの恋話をしていて、恋活を応援してくれている」(54歳/女性/愛媛県)、「子ども達がマッチングアプリを勧めてくれたから」(51歳/女性/神奈川県)といった関係が報告されています。

相続・年金・財産の不安は専門家相談の入口を

お金の論点は「籍を入れるかどうか」で変わります。先に整理しておくと、子どもへの説明もしやすくなります。

同居や再婚を考えたときのハードルとして、実際に次のような声が寄せられています。

「相手が持ち家の場合、結婚すると相続問題が発生する」(東京都/60代/男性)
「同居より別居婚がいい。一人が気楽で大事」(神奈川県/60代/女性)

※出典:ラス恋・ラス婚研究所「ミドルシニアの幸福度に関する実態調査」、2026年5月実施、n=1,365(自由回答)

婚姻届を出すと、配偶者は法定相続人になります。一方で事実婚や別居婚を選んだ場合、パートナーに相続権は生じず、遺族年金の扱いも法律婚とは異なります。どちらが有利という話ではなく、どちらを選ぶかで論点が変わるということです。

整理の順番としては、①籍を入れるかどうかを2人で決める、②決めた形での相続・年金の扱いを確認する、③必要なら遺言や公正証書を検討する、の3ステップになります。②と③は個別の事情で結論が変わるため、弁護士・税理士・社会保険労務士などの専門家にご相談ください。

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シニア婚活のよくある質問【FAQ】

よくある4つの質問に、出典付きでお答えします。

60代・70代でも本当に相手は見つかりますか?

Q 60代・70代でも本当に相手は見つかりますか?

A. 年齢だけで難しくなるものではありません。

厚生労働省の人口動態統計では、夫が60歳以上の婚姻がひと月で819組届け出られています(令和5年6月分・概数)。また70代以上の73.7%が、終活のイメージとして「人生を楽しむ」または「備えると楽しむの両方」を選んでいます(ラス恋・ラス婚研究所「ミドルシニアの終活と恋愛・健康に関する意識調査」、2025年9月実施、n=1,926)。年代が上がるほど、焦らず人生のパートナーを探す人が多いのも特徴です。

マッチングアプリで本当に結婚できますか?

Q マッチングアプリで本当に結婚できますか?

A. 婚活サービスは結婚の経路として実際に機能しています。

2023年に結婚した人のうち、婚活サービスを利用していた人がそのサービスを通じて結婚した割合は47.4%でした(リクルートブライダル総研「婚活実態調査2024」数値編、2024年9月/対象:全国の20〜49歳)。この調査はシニア層を対象としたものではありませんが、年代を限定したサービスを選ぶことで同世代に絞って探せます。

入籍しないとダメですか?

Q 入籍しないとダメですか?

A. 入籍は必須ではありません。

「婚姻届は出さない」派は62.5%、同居しない関係を望む人は54.8%にのぼります(ラス恋・ラス婚研究所「ラス婚における消費に関する意識調査」/中央大学 山田昌弘教授 監修、2025年8月実施、n=1,671)。60代では「結婚という形にこだわらず、自立しながら支え合える相手」を望む人が42.9%で最多になります。ただし相続権や遺族年金の扱いは法律婚と異なるため、個別の判断は専門家にご相談ください。

婚活パーティーとマッチングアプリ、どちらから始めるべきですか?

Q 婚活パーティーとマッチングアプリ、どちらから始めるべきですか?

A. 「まず直接会いたい」ならパーティー、「自分のペースで」ならアプリが向いています。

費用の払い方も違います。パーティーは参加した回数分の都度払い、アプリは月額制です。併用も有効で、月1回のパーティー+日常的なアプリ活動という組み合わせは、出会いの母数と直接会える安心感を両立できます(第3章の比較表もご参照ください)。

まとめ|シニア婚活は「人生を楽しむ終活」の第一歩

📝 まとめ:シニア婚活は「人生を楽しむ終活」の第一歩

シニア婚活は特別なことではありません。中高年の97.5%が「人生を楽しむ終活」を実践し、その第1位は「恋愛・パートナー探し」(79.8%)でした(ラス恋・ラス婚研究所「ミドルシニアの終活と恋愛・健康に関する意識調査」、2025年9月実施、n=1,926)。

28.25%
男性の50歳時未婚割合
42.9%
60代の最多回答は「結婚にこだわらない関係」
62.5%
「婚姻届は出さない」派

今日からの5ステップ

第3章の比較表から自分に合う手段を1つ選ぶ
目指す形(籍を入れる/入れない)を先に決めておく
登録・参加の申し込みをする
安全は「本人確認」と「監視体制」の2点で確認する
3ヶ月単位で振り返り、合わなければ手段を変える

私たちラス恋は、利用者の80%以上が結婚を希望する、40歳以上限定のサービスとして運営してきました。NHK「あさイチ」、BSテレ東「NIKKEI NEWS NEXT」での紹介実績もあるこの場で、あなたの「最後の恋」が始まることを願っています。

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監修者
藤崎 薫
藤崎 薫 / ミドルシニア専門 婚活アドバイザー

「人生の後半戦こそ、最高のパートナーと。」をモットーに活動する婚活アドバイザーです。大手結婚相談所で10年間、主に40代〜60代の会員様を担当し、数多くの成婚を見届けてきました。若者の婚活とは違い、ミドルシニアのパートナー探しには、介護、資産、そしてこれまでの人生経験という「重み」が伴います。私自身も50代。同世代だからこそ分かる悩みや焦りに寄り添いながら、傷つかないための大人の距離感や、最後の恋を愛に育てるための具体的なアドバイスをお届けします。

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