Vol#8

母の死、子どもの成長…それぞれの転機に見つけた「ラストの恋」
Iさん
年齢49歳
結婚歴独身(未婚)
住まい千葉県
Yさん
年齢50歳
結婚歴独身(離婚)
住まい東京都
これからは、自分のために。前を向いたふたりの出会い
ラス恋を利用してみたいと思った経緯をお話しいただけますか?
Iさん
今年の初めに母を亡くしました。 母が危篤状態のとき、自分のこれまでの人生を振り返って「これからは自分のために、もっと楽しく生きていこう」と思ったんです。 そんなタイミングで、たまたま観ていたNHKの『あさイチ』で「ラス恋」の特集をやっていて、それがすごく心に響いて。 迷わず「これだ!」と思って、思い切って登録しました。
Yさん
私は離婚歴があって、子どもも成長したので、自分の人生の新しいステージに入ったなと感じていました。 老後を一緒に穏やかに過ごせるパートナーがほしいと思い、いくつかのマッチングアプリを試してみましたが、どれもなかなか良い出会いには恵まれませんでした。 その中で「熟年向けのマッチングアプリ」で検索したときに出てきたのが「ラス恋」だったんです。 「ラストの恋」って響きがすごく素敵で、すぐに登録しました。
どんなお相手を求めてラス恋を利用していましたか?
Iさん
年齢的にも人生の後半に入っているので、特別な理想を掲げるというよりは、自然体でいられて、楽しく過ごせる相手がいればいいなという気持ちでした。 高望みはせず、ごく普通で、優しさのある方。 そういう人と、これからを一緒に歩んでいきたいと思っていました。
Yさん
今後の生涯を共にできる相手が理想で、できれば年収は同じくらいかそれ以上。 見た目は背が高くてスラッとした方が好みでした。 そして、穏やかで楽しく会話ができる人、自分や家族を大切にしてくれる人に出会いたかったです。
「会ってみなきゃわからない」その一歩がつなげた出会い
お互いのプロフィールで魅力的に感じた点を教えてください
Iさん
最初に見た彼女のプロフィール写真が、もう本当に素敵な笑顔で、「あ、この人と話してみたい」と一目で惹かれました。 プロフィールの自己紹介でも、婚姻歴があり子育てを終えて自分の人生を前向きに生きようとしている想いが伝わってきて。 「一緒にいたら、きっと明るくて楽しい時間を過ごせそうだな」と感じました。
Yさん
彼の1枚目の写真は、背景が真っ白で、まるで切り抜いたような本人の写真だったので、「ちょっと変わった写真だな〜」と思いながら、思わずクスッとしてしまいました(笑) でも、2枚目にはラーメンの写真、3枚目には浅草寺の写真だったんです。 実家が浅草の近くなので親近感が湧きましたし、私もラーメンが大好きなので、「この人とは話が合いそうだな」と思ってマッチングしました。
お相手に会いたいと思ったきっかけについて教えてください
Iさん
やりとりをしている中でも会話が自然で楽しかったので、「これは早めに実際に会ったほうがいい」と思いました。 ラーメン好きという共通点もありましたし、オススメのタイ料理屋さんの話をしたら彼女が「行ってみたい」と言ってくれたので、思い切って初デートに誘いました。
Yさん
以前、別のマッチングアプリでやりとりが盛り上がった方と実際に会ってみたら、印象がまったく違ってがっかりした経験がありました。 だから正直、「1週間で会うのは早いかな」と少し迷いもありました。 でも、彼とのやりとりはとても楽しく、何より安心感がありました。 その中で、お互いのマイナス面や、体調や障がいについてといった少しデリケートな話題にも自然と話が広がりました。 正直、私は彼の障がいについて「私に支えられるだろうか…」と漠然とした不安がありましたが、そうした疑問にも彼は前向きに、誠実に応えてくれて。 その姿にとても好感を持ち、「この人なら大丈夫かもしれない」と思えたんです。 「会ってみないとわからない」と過去の経験から学んでいたこともあり、彼とは早めに会ってみることにしました。
「もちろんOKだよ^ ^」涙がこぼれそうになった告白の返事
Iさん
タイ料理屋さんの近くのカフェで待ち合わせをしたんですが、実際に会った彼女は、想像通りというか、それ以上に可愛らしくて温かい雰囲気の方でした。 彼女は明るいしよく笑うし、何よりもいろんな人に優しいんだろうなという印象でした。 すでに好意はあったので、食事の途中で「大切にするので付き合ってください」と気持ちを伝えました。 そしたら、彼女が手書きで「もちろんOKだよ^ ^」と書かれたカードを渡してくれて…。 あの瞬間は、本当に嬉しくて泣きそうになりました。
Yさん
カフェで待ち合わせたら、彼が昼間なのに丸いサングラスをかけていて…正直ちょっと怪しい人に見えました(笑) でも、話してみるとすごく真面目で誠実な印象に変わっていきました。 やりとりの中から彼の好意は感じていたので、「もしかして今日、告白されるかも?」という予感がしてたんです。 だから、あらかじめ気持ちを伝えるカードを用意していて、彼に渡しました。すごく喜んでくれたので、私も嬉しかったです。

交際後に思い出に残るデートはありますか?
Iさん
自分の行きつけの天ぷら屋さんに彼女を連れて行きました。 そこの店主とも仲が良いので、大切な人を紹介できることがすごく嬉しくて。 自分にとっての“日常”に、彼女が自然と入ってくれるのが心地よかったですね。
Yさん
初デートで行ったスカイツリーの台湾祭も楽しかったです。 その日にペアリングをお互いに贈り合うという小さなイベントもしました。 購入した指輪を彼が何度も嬉しそうに見つめている姿が本当に可愛くて。 「この人と一緒にいられて良かった」と思えた日でした。
過去を経て、いま“恋する自分”を選んだふたり
Iさん
社会人生活を送っている中、30代半ばでメンタルの不調を抱え、「障がい者」としての道を歩み始めました。 そこから少しずつ社会復帰を果たし、会計事務所での障がい者雇用としてのパート採用からスタートして、正社員、そして一般の枠で役職までつかみました。 けれど、自分が本当に望む“就労困難者のための職場環境づくり”とはズレがあると感じて独立を決意。 今は、障がいを持つ方やシングルマザー、ニートなど、さまざまな人が活躍できる職場環境作りのために起業し、日々奮闘しています。 そんな忙しい日々の中で恋愛を後回しにしていたけれど、母の死がきっかけで「幸せになることも大事だ」と思えるようになりました。
Yさん
元夫は見た目かっこよくて優しさもある人でしたが、ある瞬間から急にスイッチが入って、暴言を吐くような人でした。 次第に気を遣う毎日が続き、私の両親のことも大切にしてもらえなかったことが、離婚を決意する大きな理由になりました。 子どもたちがまだ小学生の頃、離婚の意思を伝えたときには「ママの努力が足りないんじゃない?」と、胸に刺さるような言葉を言われたこともあります。 それでも、子どもたちには「これから1ヶ月だけパパと頑張ってみるけど、それでも上手くいかなかった時はごめんね」と伝え、最後の努力をしました。 けれどもその間も夫は機嫌が悪く、歩み寄ろうとしてもうまくいかず…その姿を見ていた子どもたちも、最終的には納得してくれました。 離婚後は、びっくりするくらいモテました(笑) 「バツイチはモテる」って聞いたことはあったけど、まさか本当だったなんて!(笑) お付き合いした人もいましたが、子どもが学生のうちは「母であること」を優先してきました。 そして今、子どもが成長して自立したことで、「今度は私自身が幸せになる番だな」と思い、「ラストの恋」を始めました。

将来設計や何か今後やってみたいことはありますか?
Iさん
とにかく、彼女と一緒にいられる時間をもっと増やしていきたいですね。 お互いの生活が自然に重なっていくような、そんな未来を築いていきたいです。
Yさん
彼がちょうど事業を立ち上げたばかりなので、まずはそれが安定することを願っています。 彼のお母様の一周忌を迎えた後には、私の家族とも紹介し合って、家族ぐるみで仲良くなれたらいいなと思っています。
これからラス恋を利用される方へアドバイスをお願いします!
Iさん
やっぱりプロフィール写真は大事です。 お金をかけてでも、しっかりした写真を用意するだけでマッチングの確率は変わると思います。 あとは、ご縁を信じて、素直な気持ちでお相手と向き合ってみてください。
Yさん
どんなにやりとりが楽しくても、やっぱり「実際に会うこと」が一番大事。 リアルで会って「また会いたい」と思える相手って、案外少ないんです。 安全な環境を意識しながら、勇気を出して一歩踏み出してみてください。 きっとみなさんにも素敵な「ラストの恋」が待っています。

ご交際おめでとうございます!人生最後のパートナーとの素敵なご縁をお手伝いできたこと、心より嬉しく思います。 お二人の未来が彩り豊かで、幸せに満ち溢れますように、心からお祈りしております。末永くお幸せに!
ラス恋チーム一同