50代のデート|場所・会計・2回目以降の進め方をデータで解説

50代の初デートは、明るい時間帯のカフェやランチで1〜2時間が基本です。お会計は男性が払うことが多い一方で、女性が望む予算は「1,000〜3,000円」が過半数。高いお店は求められていません(ラス恋・ラス婚研究所調べ)。
50歳で配偶者がいない人は、男性の約3人に1人、女性の約3割(総務省 国勢調査・2020年)。50代でデートの相手を探すのは、珍しいことではありません。この記事では、場所選び・誘い方・お会計・2回目以降の進め方・安全対策まで、調査データをもとに紹介します。
50代のデートは珍しくない。まず知っておきたい3つの前提
まずは公的なデータで、50代のデートを取り巻く状況を見ておきましょう。
50歳で配偶者がいない人は男性の約3人に1人、女性の約3割
50歳の時点で配偶者がいない人は、男性35.3%、女性29.9%です(総務省 国勢調査・2020年)。
35.3%
50歳で配偶者がいない
男性
29.9%
50歳で配偶者がいない
女性
ここでの「配偶者がいない」は、結婚したことがない(未婚)、離婚した(離別)、配偶者を亡くした(死別)の3つを合わせた割合です。
| 50歳の時点 | 男性 | 女性 |
|---|---|---|
| 未婚 | 28.3% | 17.8% |
| 離別 | 6.5% | 10.6% |
| 死別 | 0.5% | 1.5% |
| 配偶者がいない人の合計 | 35.3% | 29.9% |
※総務省「国勢調査」(2020年)をもとにした国立社会保障・人口問題研究所の集計
デートの相手を探すことは、50代にとってごく自然なことです。50代の恋愛の始め方は、アラフィフの恋愛は難しい?50代でも輝く恋愛テクニック総まとめでも紹介しています。
デート相手は「離婚・死別経験者」と「結婚歴なし」が混在している
上の表を見ると、50歳で配偶者がいない人のうち、男性は約8割、女性は約6割が「結婚したことがない」人です。反対に、女性の約4割は離婚か死別を経験しています。
また、離婚を経験したことがある人は、50代女性で19.4%、50代男性で13.3%でした(内閣府 男女共同参画白書・2022年)。
50代のデートでは、相手が離婚や死別を経験していることも、一度も結婚していないことも、どちらもよくあることです。お互いのこれまでを尊重しながら距離を縮めていく、と考えておくと、初デートの会話も楽になります。
目的は人それぞれ。結婚・パートナー・食事仲間のすり合わせが最初の一歩
50代のデートのゴールは、結婚とは限りません。
再婚を目指す人、籍は入れずにパートナーとして寄り添いたい人、まずは食事や趣味を楽しむ相手がほしい人。ラス恋・ラス婚研究所の調査では、62.5%が「婚姻届にこだわらない」と答えています(ラス恋ユーザー1,671名・2025年8月)。
目的が違うまま会い続けると、あとで「思っていた関係と違った」とすれ違う原因になります。会う前に「自分は何を求めているか」を言葉にしておくと、すれ違いはかなり防げます。
入籍にこだわらない関係を考えている方へ
50代の初デートはここから始める|場所選びの5つの条件
50代の初デートは、明るい時間帯のカフェやランチで1〜2時間に収めるのが基本です。高いお店より、落ち着いて話せるお店を選びましょう。
「どこに誘えばいいか分からない」という方のために、外せない条件を5つにまとめました。
✓ 初デートの場所選び 5つの条件
- 静かで、話に集中できる
- 移動が少ない
- 座席にゆとりがある
- 明るい時間帯に会える
- お互いの負担にならない価格帯
静かで話に集中でき、移動が少なく、座席にゆとりがある場所
初デートの目的は「食事」ではなく「会話」です。
- 静かであること:相手の声が聞き取りにくいお店では、聞き返しが増えて疲れてしまいます
- 移動が少ないこと:初回から何軒も回るより、1軒でじっくり話すほうが、お互いの人柄がわかります
- 座席にゆとりがあること:隣の席が近すぎると、家族の話などプライベートな話題がしにくくなります
明るい時間帯に1〜2時間、負担にならない価格帯で
時間帯は「昼」がおすすめです。昼のカフェやランチなら「気軽にお茶」という雰囲気のまま会えて、相性が良ければ、その場で次の約束にもつなげられます。
時間は1〜2時間が目安です。相性が良くても、初回から3〜4時間は疲れてしまいますし、合わないと感じたときに長い時間は負担になります。
✓ 「1〜2時間くらいで」と最初に伝えておけば、どちらに転んでも負担になりません。
初回は避けたい場所|ドライブ・テーマパークが不向きな理由
理想のデートの1位はドライブですが、初回には向きません。
ラス恋・ラス婚研究所の調査では、理想のデートの1位は「日帰り旅行・ドライブ」で42.2%。60代男性に限ると53.3%でした(ラス恋ユーザー1,133名・2025年7月)。それでも初回は避けたほうがいい理由があります。
⚠ 初回に向かない理由
ドライブ:車の中は、まだよく知らない相手と2人きりになる空間です。特に女性にとっては不安が大きく、安全の面からもおすすめできません。
テーマパーク:移動や待ち時間で疲れやすく、会話より「回ること」が目的になりがちです。
ドライブや日帰り旅行は、交際が始まってからの楽しみに取っておきましょう。
初デートでチェーン店はあり?男女で分かれた本音データ
初デートのチェーン店に前向きな女性は40.4%。ただし、交際後のふだんのデートなら、全体の73.1%が「うれしい」と答えています。
「チェーン店に誘うのは失礼?」は、50代男性に多い悩みです。ラス恋・ラス婚研究所の調査では、男女で答えが大きく分かれました(ラス恋ユーザー40〜70代516名・2026年6月)。
| 質問 | 男性 | 女性 |
|---|---|---|
| 初デートでチェーン店に誘われたら「うれしい・まあうれしい」 | 82.9% | 40.4% |
| 交際後のふだんのデートなら「うれしい・まあうれしい」 | 全体で73.1% | |
| デートで「あり」なチェーン店 | 1位 ロイヤルホスト(43.8%)、2位 木曽路(40.5%)、3位 牛角(34.5%) | |
男性の82.9%が前向きなのに対し、女性は40.4%。初デートでは、女性の約6割がチェーン店に前向きではありませんでした。一方で、交際後は73.1%が「うれしい」と答えています。
調査に寄せられた声
「初めて会うのに指定されたのがファミレスだった。初回だけは、やはり気合い入れて欲しい」(福岡県・40代女性)
「サイゼリヤに行きましたが、コーヒーなどの飲み放題で長い時間いろんな話ができてとても楽しかったです」(福岡県・50代女性)
初回は落ち着いて話せるカフェや個人店にして、2回目以降にチェーン店も使い分ける。これが現実的な選び方です。高いお店より、話しやすいお店。これが50代の初デートの基本です。
マッチングから初デートまでの流れ|交際カップルの73%は2週間以内
ラス恋で交際に至ったカップルの73%は、マッチングから2週間以内に初デートをしています。長くメッセージを続けるより、早めに短い時間で会う人が多数派です。
73%
マッチングから
2週間以内に初デート
38.1%
マッチングから
1週間以内に初デート
※2025年12月までに退会したラス恋のカップルユーザーへの調査(ラス恋「ミドルシニア女性のバレンタインに関する意識調査」2026年2月発表より)
「もっと仲良くなってから誘おう」と待っているうちに、相手の気持ちが離れてしまうこともあります。交際まで進んだカップルの多くは、早めに会っていました。
誘うタイミングと誘い文句の例
誘う目安は、メッセージのやりとりが1週間ほど続き、趣味や食べ物の好みなど共通点が見つかったころです。
誘い文句は「昼・短い時間・相手の負担が少ない」の3つを意識しましょう。
💬 誘い文句の例
- 「一度お茶でもしながら、お話しできませんか。1時間くらいで大丈夫です」
- 「○○のお話、もっと聞きたいです。今度の土曜のお昼に、駅前のカフェはいかがですか」
- 「ご無理のない範囲で、ランチでもご一緒できたらうれしいです」
会う前に確認しておきたい3つのこと(目的・段取り・キャンセル時の連絡)
日にちを決める前に、次の3つをメッセージで確認しておくと、当日のトラブルを防げます。
- 目的:「まずは気軽にお話ししましょう」という気持ちが合っているか
- 段取り:待ち合わせの場所・時間、お店の候補、終わる時間の目安
- キャンセル時の連絡:体調不良などで当日に変更するときの連絡方法
3つ目は、親の介護や急な仕事など、50代ならではの事情に備えるためのものです。ここをていねいに決められる相手かどうかも、人柄を知る手がかりになります。
当日の服装と会話のコツ
服装は清潔感、会話は「聞く7割・話す3割」。これだけ覚えておけば十分です。
服装は「清潔感のあるきれいめカジュアル」が基本です。男性なら襟付きのシャツにジャケット、女性ならブラウスやワンピースに落ち着いた色のボトムス。ブランド品で背伸びするより、サイズの合った、手入れの行き届いた服のほうが好印象です。
会話は「聞く7割・話す3割」を意識しましょう。相手の仕事や趣味、地元の話を広げる質問を重ねます。自分の離婚歴やお金の話は、初回には持ち込まないのが無難です。聞かれたら隠す必要はありませんが、長くなりそうなら「次にゆっくりお話ししますね」と穏やかに区切りましょう。
マッチングから交際までの流れ(目安)
- マッチング
- メッセージを1週間ほど
- 初デート(昼・1〜2時間)
- 2〜3回目のデート
- 交際の気持ちを確かめる
50代のデート代・お会計の実態【3つの調査データで比較】
初デートの食事代は、88.2%が男性負担でした。一方で、女性が望む予算は「1,000〜3,000円」が51.1%。払う側も払われる側も、高いお店を前提にしていません。
ここでは、対象の違う3つの調査から、50代のデート代の実態を見ていきます。
初デートの食事代は男性負担が88.2%
初デートの食事代は、実際の支払いで88.2%が男性負担でした。
ラス恋・ラス婚研究所が40〜70代のラス恋ユーザー516名に聞いた調査(2026年6月)では、実際の支払いは「男性が全額」64.1%、「男性が多め」24.0%。理想としても「男性が払う」が85.9%(全額69.6%+多め16.3%)でした。
88.2%
初デートの食事代を
男性が負担(実際)
13.6%
「お互い半額ずつ」が
理想と答えた人
年代別に見ると、実際に男性が負担した割合は60代で90.4%、40代で81.8%でした。50代の初デートでも、男性が払うのが多数派と言えます。
※ラス恋のユーザーを対象とした調査のため、すべての50代にそのまま当てはまるわけではありません。
女性が求める予算は1,000〜3,000円が過半数。高い店は不要
女性が望むのは、カフェやランチくらいの価格帯。高いお店で無理をする必要はありません。
見落としがちなのが、予算についての男女の差です。同じ調査で、1人あたりの初デートの予算は、女性は「1,000〜3,000円」が51.1%で最多。5,000円を超える予算を望む女性は13.2%でした。一方、男性は「5,000円以上」が35.5%と、払う側のほうが高めの予算を考えています。
51.1%
女性の予算
「1,000〜3,000円」
35.5%
男性の予算
「5,000円以上」
「もてなすには高いお店が必要」と考えて無理をしなくても大丈夫です。背伸びしないお店選びは、むしろ相手の希望に合っています。
付き合う前と交際後で変わるお会計の考え方
付き合う前と、付き合ってからでは、お会計の考え方が変わることもわかっています。
| 調査 | 対象・時期 | 主な結果 |
|---|---|---|
| ラス恋・ラス婚研究所 | 40〜70代のラス恋ユーザー516名/2026年6月 | 初デートの食事代は男性負担が88.2%。女性の予算は1,000〜3,000円が51.1% |
| Goens株式会社 | 40代以降に今のパートナーと出会った50〜59歳525名/2026年2月 | 交際当初に男性が全額払っていたのは56.8%。35.4%は「今は割り勘・分担で良い」と回答。74.8%が見た目より「金銭感覚が合うこと」を重視 |
| 株式会社IBJ | 婚活中の会員1,539名/2023年3月 | 付き合う前のデート代を「全額払いたい」男性は44.5%(40〜50代は半数)。付き合った後は28.9%に下がる。女性は「少し多めに払ってほしい」「割り勘にしたい」が合わせて約7割 |
※各社の公表資料をもとに作成
3つの調査からわかるのは、「初デートや付き合い始めは男性が多めに払い、関係が落ち着くと分担に移っていく」という流れです。Goensの調査で74.8%が重視した「金銭感覚が合うこと」は、50代の交際が長続きするかどうかにも関わります。
「全額払うべき」と決めつけるより、ふたりで無理のない形を話し合える関係が理想です。
2回目以降のデート|プラン・頻度・交際への進め方
初デートで好印象を持てたら、次は関係を深めていく段階です。2回目以降は「昼のカフェ」から少しずつ範囲を広げ、ふたりの距離に合わせてプランを変えていきましょう。
慣れてきたら広げたいプラン(日帰り旅行・ドライブ・季節のイベント)
男性に人気のドライブと、女性に人気のカフェ。交互に組み合わせるのがおすすめです。
初回は避けたほうがいいドライブや日帰り旅行も、2〜3回会って信頼関係ができてからなら選択肢になります。ラス恋・ラス婚研究所の調査では、理想のデートの1位は「日帰り旅行・ドライブ」で42.2%、60代男性では53.3%でした(ラス恋ユーザー1,133名・2025年7月)。
一方、女性はどの年代でも「カフェでおしゃべり」が上位です(25〜35%前後)。ここにも男女の差があります。
「2回目は少し足をのばして日帰り温泉、3回目はゆっくりカフェ」というように、相手の好みを聞きながら交互に選ぶと、どちらかに不満がたまりにくくなります。
連絡とデートの頻度の目安
明治安田総合研究所の調査(2026年)では、恋人との理想の連絡の頻度は男女とも「毎日1回程度」、理想のデートの頻度は「週1回程度」がいちばん多い答えでした。全年代の未婚の人が対象で、50代だけの数字ではありませんが、目安になります。
50代は、仕事や親の介護、子どもとの時間など、お互いに事情を抱えていることが多い年代です。「週1回会えないのは気持ちがないから」と考えるのではなく、連絡は短くても毎日1回、デートは月2〜4回くらいを目安に、お互いの生活のリズムを大切にするほうが長続きします。
何回目で交際を申し込む?50代ならではのペース配分
会う時間を少しずつ延ばし、何回かのデートを重ねてから交際に進むのが、50代に合ったペースです。
3〜5回目のデートで交際の気持ちを確かめる人は多いですが、50代には50代の事情があります。「だらだら会い続ける」のは避けたい一方で、再婚や財産、家族のことも関わるので、急ぎすぎも禁物です。
初回は「昼のカフェで1時間」、2回目は半日、その次は1日。階段を一段ずつ上るように、会う時間を延ばしていくくらいが、50代にはちょうど良いペースです。
50代が知っておくべき安全ルール|アプリ運営者が見る危険なサイン
2025年のSNS型ロマンス詐欺の被害額は546.4億円。被害者の約3割は50代でした(警察庁)。会う前にお金や投資の話が出た相手とは会わない。これが、50代のデートを守るいちばん確実なルールです。
不安をあおるつもりはありません。ただ、50代は被害の多い年代だからこそ、正しい知識を持っておくことが大切です。
被害者の約3割は50代。ロマンス詐欺の最新データ
「SNS型ロマンス詐欺」は、SNSやマッチングアプリで親しくなった相手が、恋愛感情を利用してお金をだまし取る詐欺です。
546.4億円
2025年の
被害額(5,645件)
約3割
被害者のうち
50代の割合
32.7%
最初の接触が
マッチングアプリ
2025年のSNS型ロマンス詐欺は5,645件、被害額は546.4億円でした。被害者のうち50代は男性1,100件・女性620件で、全体の約3割にあたります。最初に接触したツールは、マッチングアプリが32.7%で最も多くなっています(警察庁・確定値)。
※50代の割合は、警察庁の公表資料をもとに当メディアで計算
手口と対策の全体像は、マッチングアプリの危険性5つ|40代以上が警戒すべきロマンス詐欺対策を警察庁データで解説にまとめています。
会う前に見抜く危険なサインのチェックリスト
外部のチャットへの誘導と、会う前のお金・投資の話。この2つが出たら要注意です。
国民生活センターは「出会った相手の指示で投資しない」ことを呼びかけ、よくある手口として「すぐに外部のチャットに誘導される」「投資をすすめられる」ことを挙げています(国民生活センター 越境消費者センター)。公表されている情報をもとに、段階ごとのサインをまとめました。
| 段階 | 危険なサイン |
|---|---|
| プロフィール | 外国人や医師・会社経営者などを名乗り、写真が不自然なほど整っている。日本語が不自然 |
| メッセージの最初のころ | マッチングしてすぐ、LINEなど外部のチャットに移りたがる。早朝や深夜でもすぐ返事がくる |
| 会う前 | お金・投資・副業の話が出る。会う約束を何度も直前に延期する。顔の見えるビデオ通話を断る |
| 会ったあと | 「親の治療費」「事業の資金」など、同情をさそう理由でお金を求めてくる |
※警察庁、国民生活センターの公表資料をもとに作成
⚠ 1つでも心当たりがあれば、会うのをやめて、アプリの通報機能を使ってください。
初デート当日の安全ルール(場所・時間・知人への共有)
✓ 初デート当日に守りたい4つのこと
- 場所は、人目のあるカフェやレストランにする
- 明るいうちに終わらせ、初回は車での送り迎えを受けない
- 行き先と相手の情報を、家族か友人に伝えておく
- お酒はひかえめにして、判断力を保つ
ラス恋は40歳以上の独身の方だけが登録でき、24時間365日の監視体制をとっています。利用者の80%以上が結婚を希望しています(2025年12月の利用実態調査)。とはいえ、「100%安全なアプリ」はありません。アプリ側の対策と、自分のルールの両方で身を守りましょう。
安全なアプリの選び方を知りたい方へ
デートがうまくいった後|過去の話・子ども・再婚の進め方
交際に進んだあと、50代には若いころにはなかった「話しにくい話題」があります。離婚歴、子どものこと、再婚するかどうか。どれもデータで見れば珍しくないことで、切り出し方を知っていれば乗り越えられます。
離婚歴・子どもの話はいつ切り出す?
離婚歴や子どもの話は、2〜3回目のデートで簡潔に伝えるのが目安です。
離婚を経験したことがある人は、50代女性で19.4%、50代男性で13.3%(内閣府 男女共同参画白書・2022年)。50代のデートでは、離婚歴は特別な話題ではありません。隠す必要はありませんが、タイミングはあります。
初回は相性を確かめる場なので、重い話を持ち込むと会話がそこで止まりがちです。反対に、交際を申し込まれたあとに打ち明けると「隠されていた」と受け取られるおそれがあります。
「交際に進む手前」で、事実だけを簡潔に伝えるのが誠実な形です。子どもがいる場合も同じで、年齢と一緒に住んでいるかどうかを早めに伝えておきましょう。
再婚の現実|夫17.5%・妻15.4%は再婚(2025年)
2025年に結婚したカップルのうち、夫が再婚だったのは17.5%、妻が再婚だったのは15.4%でした。夫か妻のどちらか、または両方が再婚だったのは23.8%で、約4組に1組にあたります(厚生労働省 人口動態統計・2025年確定数)。
17.5%
結婚のうち
夫が再婚(2025年)
15.4%
結婚のうち
妻が再婚(2025年)
50代に限ると、結婚する人の約7〜8割が再婚です。再婚は珍しいことではありませんが、50代以降の再婚には、財産や相続、介護のことも関わってきます。だからこそ「籍を入れるかどうか」は、交際が深まってから、ふたりで話し合いたいテーマです。
50代の再婚について詳しく知りたい方へ
子どもへのカミングアウトと「ラス婚」という選択肢
子どもへは「最近、食事に行く人がいる」くらいの軽い予告から始めましょう。
50代の交際で悩みやすいのが、子どもへの伝え方です。ラス恋・ラス婚研究所の調査では、子どもがいる人の51.2%が、アプリの利用を子どもに「話す・話したい」と答えました。一方で、話したくない理由のいちばんは「自分自身の人生だから」で46.8%でした(ラス恋ユーザーのうち子どもがいる1,020名・2025年8月)。
言いにくいと感じる気持ちは自然なものです。ただ、交際が進んでから突然伝えると、子どもが受け止めきれないこともあります。軽い予告から少しずつ伝えていくと、受け入れてもらいやすくなります。
♥「ラス婚」とは
人生の最後のパートナーと、籍を入れるかどうかにとらわれず、寄り添って生きる選択肢のことです。ラス恋・ラス婚研究所の調査では、62.5%が「婚姻届にこだわらない」と答えています(ラス恋ユーザー1,671名・2025年8月)。
入籍するかどうかで、相続や年金の扱いが変わります。ふたりの事情に合わせて、必要なら専門家にも相談してください。
バツイチの出会いや再婚のきっかけを知りたい方へ
50代のデートに関するよくある質問(FAQ)
Q. 初デートで割り勘はありですか?
「あり」ですが、多数派ではありません。ラス恋・ラス婚研究所の調査では、初デートの食事代は実際には88.2%が男性負担で、「お互い半額ずつ」を理想とする人は13.6%でした(40〜70代のラス恋ユーザー516名・2026年6月)。一方、Goensの調査では、35.4%が「今は割り勘・分担で良い」と答えています(2026年2月)。初回は男性が払い、女性は「次は私にごちそうさせてください」と返すと、次の約束にもつながりやすくなります。
Q. デートの時間はどのくらいが適切ですか?
初デートは1〜2時間が目安です。昼のカフェやランチで区切っておけば、相性が良いときは「もう少し話したかった」という気持ちが次の約束につながり、合わないときも負担になりません。2回目以降は、半日、1日と少しずつ延ばしていきましょう。
Q. マッチングしてから何日くらいで会うものですか?
ラス恋で交際に至ったカップルの73%が、マッチングから2週間以内に、38.1%が1週間以内に初デートをしています(ラス恋のカップルユーザーへの調査・2026年2月発表)。1週間ほどやりとりして共通点が見つかったら、「お茶しませんか」と早めに誘ってみましょう。
Q. 50代の初デートの服装は?
清潔感のあるきれいめカジュアルが基本です。男性は襟付きのシャツにジャケット、女性はブラウスやワンピースに落ち着いた色を合わせましょう。ブランド品で着飾る必要はなく、サイズが合っていて、手入れの行き届いた服がいちばん好印象です。靴や持ち物の清潔さも、意外と見られています。
Q. 夜のデートや泊まりがけの誘いには、どう応えればいい?
会って間もないころの夜の誘いや泊まりがけの提案は、断ってかまいません。誠実な相手なら、断られても関係を続けようとします。「夜はまだ早いと思うので、お昼に会いましょう」と代わりの案を伝えて、相手の反応を見るのも、人柄を知る手がかりになります。
Q. 相手が既婚者かもしれないと不安です
その不安はもっともです。「夜や休日に連絡がとりにくい」「住んでいる地域をかたくなに教えない」「写真が極端に少ない」など、ふだんの生活が見えないときは注意しましょう。本人確認や独身の確認がしっかりしているアプリを選び、会う前にビデオ通話に応じてくれるかを確かめるのも有効です。外部のチャットにすぐ誘う、投資の話をするといった相手は、詐欺の可能性があります。
まとめ|50代のデートは「無理しない基本型」から始まる
50代の初デートは「明るい時間のカフェかランチで1〜2時間」が基本です。お会計は男性負担が多数派(88.2%)ですが、女性が望む予算は1,000〜3,000円が過半数で、高いお店は必要ありません。
ラス恋で交際に至ったカップルの73%は、マッチングから2週間以内に会っています。2回目以降は日帰り旅行やドライブにも広げていきましょう。そして安全だけは初回から妥協せず、お金や投資の話が出る相手とは会わないことが大切です。
✓ 50代のデートの基本チェックリスト
- 初デートは昼のカフェかランチで1〜2時間
- 高いお店より、話しやすいお店を選ぶ
- マッチングから2週間以内を目安に誘う
- 2回目以降は、会う時間を少しずつ延ばす
- お金・投資の話が出る相手とは会わない
この基本を押さえれば、50代のデートは難しいものではありません。まずは一歩、動いてみましょう。
【引用・参考文献】
- 国立社会保障・人口問題研究所「人口統計資料集」表6-23(総務省 令和2年国勢調査)https://www.ipss.go.jp/syoushika/tohkei/Data/Popular2025/T06-23.files/sheet001.htm
- 内閣府男女共同参画局「令和4年版 男女共同参画白書」https://www.gender.go.jp/about_danjo/whitepaper/r04/zentai/html/honpen/b1_s00_02.html
- 厚生労働省「令和7年(2025)人口動態統計(確定数)の概況」https://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/jinkou/kakutei25/dl/05_gaikyouR07.pdf
- ラス恋「ミドルシニアのデートに関する実態調査(お会計)」2026年6月 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000194.000017594.html
- ラス恋「ミドルシニアのデートに関する実態調査(チェーン店)」2026年6月 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000193.000017594.html
- ラス恋「ミドルシニア女性のバレンタインに関する意識調査」2026年2月 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000160.000017594.html
- ラス恋「夏のデートに関する意識調査」2025年7月 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000131.000017594.html
- ラス恋「ラス婚における消費に関する意識調査」2025年8月 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000135.000017594.html
- ラス恋「子どもへの恋活カミングアウト調査」2025年8月 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000137.000017594.html
- Goens株式会社「50代のデート代の実態調査」2026年2月 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000009.000140521.html
- 株式会社IBJ「婚活者1,539人のデート費用調査」2023年6月 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000635.000007950.html
- 明治安田総合研究所「2026年 恋愛・結婚に関するアンケート調査」https://www.myri.co.jp/research/report/2026_01.php
- 警察庁「令和7年における特殊詐欺及びSNS型投資・ロマンス詐欺の認知・検挙状況等について(確定値)」https://www.npa.go.jp/bureau/criminal/souni/tokusyusagi/hurikomesagi_toukei2025.pdf
- 国民生活センター 越境消費者センター「ロマンス投資詐欺に関する相談」https://www.ccj.kokusen.go.jp/jri_sysi?page=romance
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